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珍しい野菜 コステ/マンゴールド coste/Mahgold

Beta vulgaris
フダンソウ
スイスチャード
イタリアで買った「コステ(coste)」という野菜です。日本の「チンゲンサイ」のような見た目で、フダンソウ、スイスチャード等の訳があるようです。ドイツ、スイスでは「マンゴールド (Mangold)」という名前の同じような野菜が出回っています。マンゴールドには茎が白のほかにきれいな赤色や黄色のものがあってカラフル。イタリアのコステはマンゴールドに比べるとちょっと茎が厚くてシャリシャリしています。別の野菜だと思ったのですが、ドイツとイタリアのいろいろなサイトで検索するとcoste=Mangold / Mangold=coste と訳されているので同じ種類の親戚のようです。秋から出回り始めて春まで店先に並び、値段も手ごろなのでスーパーに行くと必ず買う野菜の1つです。

使い方は、煮るか炒めるのが無難。こちらの人は大きな葉っぱを活かして「ロールキャベツ」風に挽肉のタネを巻いたり、千切りにしてホワイトソース風の味付けに茹でて付け合わせにするのが一般的なようです。イタリア人は上記のホワイトソース味のものをパイ生地で包んで焼いた料理も好き。又は刻んだものをパスタと和えて主食にしたり、グラタンにしたり、細かく刻んで玉ねぎやベーコンと一緒にキッシュの詰物にしたり。味は少し独特の苦みがあるので好き嫌いが分かれるところです。

私は、一口大に刻んだコステをパプリカなどと軽く炒めて甘酢あんで中華風に味付けします。シーフードや豚肉、鶏肉などを好みで合わせれば立派な主食のできあがり。「ジャスミンライス」「パフュームライス」などの名前で売られているこちらのアジア米によく合います。
もう1つは、コステを細かく刻んで、同じく細切れにした人参、玉ねぎと一緒に少量の水で煮て、牛乳とブイヨン、カレー粉などスパイスで味付けして、最後にコーンスターチでとろみをつけて作るカレークリーム煮がおすすめです。ごはんにも合うし、パスタやパン、ジャガイモにも合います。
コステ(マンゴールド)のベジタリアンカレー

野菜は全て細かく刻む。人参と玉ねぎを鍋に入れて水200ccとブイヨンを加えて火にかける。沸騰したらコステとレーズンを加えて10分くらい煮る。野菜に充分火が通ったら、牛乳、カレー粉、砂糖、塩コショウを加えて味を整え、片栗粉でとろみをつけてできあがり。
ボリュームがほしいときは鶏肉を加えてチキンカレー、ヒヨコ豆などを加えて豆と野菜のカレーにもできます。

二人分

コステ 200g
人参 小1本
玉ねぎ 小1個
チキンブイヨン 半個
牛乳 100cc
カレー粉,砂糖 小さじ1
 片栗粉 大さじ1
塩、こしょう
レーズン 少々





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