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かぼちゃいろいろ バターナッツ 北海道

Butternut
Hokkaido
Zucca tonda
Halloweenkürbis...

色とりどり、形も様々なかぼちゃは、ヨーロッパでも秋になると出回る人気の野菜です。鑑賞用の小さなもの、大きな丸いもの、ひょうたん型のもの、ホクホクしたもの、水っぽいもの、実にいろいろなかぼちゃがあります。アメリカのようにハロウィンを祝う家庭は少ないですが、くり抜いてランタンを作れるオレンジ色の「ハロウィンかぼちゃ」も売られています。

Hokkaido-Kürbis
ドイツで一番よく見かけるのはオレンジ色のかぼちゃ「ホッカイドー」。日本のかぼちゃに近く甘みがあってホクホクしています。お菓子に、煮物に、使い方はいろいろ。値段は1個2ユーロくらい。

Zucca Butternut
イタリアではひょうたん型のバターナッツ (Zucca Butternut)、同じ形で表面がゴツゴツのハンガリーかぼちゃ(Zucca Ungherese)、日本の西洋かぼちゃにそっくりの丸かぼちゃ(Zucca tonda)を大体どこでも売っています。どれも甘いホクホクタイプ。バターナッツかぼちゃなんて、聞くからに美味しそう。日増しになってちょっと乾燥したものは更に甘み、ネットリ感が増して美味しいです。

かぼちゃを使ったレシピはたくさんあります。ドイツ人とスイス人はかぼちゃのクリームスープが一番好きなようです。

ホッカイドーカボチャのスープ 2〜3人分
かぼちゃ 250g
ブイヨン 500cc
じゃがいも 1個
生クリーム 50cc
にんにく、ショウガ、塩コショウ、カレー粉、シナモン、ナツメグ
鍋に油を熱し、みじん切りにしたニンニクを炒める。角切りにしたかぼちゃとジャガイモ、ブイヨンを加えて柔らかくなるまで煮る。スパイス類を加えて全てをミキサーにかけてピューレ状にし、再び弱火で煮る。生クリームを加え、塩コショウで味を整えてできあがり。

イタリア人はカボチャのリゾット 2〜3人分
かぼちゃ 300g
米 200g
玉ねぎ 小1個
ブイヨン 400-500cc
粉チーズ 50g
バター、塩コショウ、好みのハーブ
鍋にバターを熱して、みじん切りにした玉ねぎを炒める。透明になってきたら米を加えてさらに炒める。角切りにしたカボチャと、ブイヨンを100ccほど加えて弱火にかける。水分がなくなったらブイヨンを少しずつ足して、米が好みの柔らかさになるまでかき混ぜながら煮る。塩コショウで味を整え、火を止めて粉チーズを混ぜ、好みのハーブを散らしてできあがり。
ちなみに私の一番お気に入りのかぼちゃの食べ方は、「暖炉かぼちゃ」。
我が家は冬になると暖炉で暖房をします。部屋の温度を上げる他に、お湯を沸かしたり煮込み料理を作ったり焼却炉になったりと大活躍。ある時ふと暖炉でホイル焼きができないかと思い、ジャガイモをホイルに包んで暖炉に入れて待つこと1時間、見事にホクホクのベイクドポテトが焼けました。その応用でカボチャを大きめに切って丸ごとホイルで包んで暖炉に入れて、遠火でじんわりと加熱します。あとは待つだけで甘く蜜がカラメル状に焦げたような素敵なベイクドかぼちゃのできあがり。そのまま食べても、つぶして料理やお菓子に使っても、冷ましてヨーグルトに混ぜても、とにかく美味しい。旦那のお気に入りはリコッタチーズとカボチャのピューレ。お肉料理の付け合わせに最適です。
リコッタチーズとカボチャのピューレ

リコッタチーズ:かぼちゃ 1:1
オールスパイス 少々
粉末コンソメ 少々
塩こしょう

全ての材料を混ぜるだけ。温かくても冷たくてもおいしいです。





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